面白法人カヤック|「タチコマ・セキュリティ・エージェント」のバックエンド開発支援

背景・詳細

国立研究開発法人情報通信研究機構(通称「NICT」)が主導する「WarpDrive」は、Web媒介型サイバー攻撃の実態把握と対策技術向上を目指すユーザー参加型プロジェクトです。

WarpDriveはアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』とタイアップし、PC向けの「タチコマ・セキュリティ・エージェント」(以下「タチコマSA」)とAndroidスマートフォン向けの「タチコマ・セキュリティ・エージェント・モバイル」(以下「タチコマ・モバイル」)を無償配布し、これらのツールを通じて、参加ユーザーのWebアクセスの観測、分析、警告などを行ってきました。

今回の大型アップデートでは、アニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』の世界に没入しながらセキュリティの知識を習得できるゲーム機能が新たに追加されました。

プロフィフティーンでは、このプロジェクトにおいてAPIの開発と基盤システムの改修を担当させていただきました。

WarpDriveポータルサイト:https://warpdrive-project.jp/

遊びながらセキュリティ知識を学べるゲーム機能

ゲーム内では、ユーザーが公安9課(通称、攻殻機動隊)の新人捜査員となり、訓練プログラムに参加します。各コースでタチコマを操作しながら、セキュリティやITに関する3択クイズに挑戦。コースクリア時には作中キャラクターのメダルが獲得でき、全メダルコレクションを目指す過程でセキュリティやITの知識が自然と身につきます。

さらに、訓練プログラムで獲得した重複メダルはポイントに変換されます。このポイントを使って「マテリアライズ」を行うと、アプリ内で閲覧可能な『攻殻機動隊 SAC_2045』の特別イラストカードやタチコマのエモート/ボイスを入手できます。

プロフィフティーンは、この開発においてクライアントとフロントエンドチームの要望を丁寧に聞き取り、最適なAPIの設計から実装までを一貫して行いました。

また、今回の大規模アップデートに伴い、基盤システムの改修も担当しました。現状分析とヒアリングを通じて、改修内容の提案から実施までを一貫して行い、特にメンテナンスコスト削減を重視した提案を行いました。

クライアント

面白法人カヤック

アプリ

使用技術

  • 開発言語:Ruby(Ruby on Rails)
  • クラウド:AWS

提供サービス

  • 受託開発